みなさん、「アザラシ幼稚園」ってご存じですか?
オランダにある「ピーテルブーレンアザラシセンター(Zeehondencentrum Pieterburen)」、もしくはここのライブ配信を指します。
そんなアザラシ幼稚園ですが、実は2025年に移転する予定です。
今回は、この移転についての詳細や、現地の状況などをお伝えします。
アザラシ幼稚園の移転は2025年1月5日
ピーテルブーレンアザラシセンターは、50年以上、弱ったアザラシを支援し続けてきたヨーロッパ最大のアザラシ病院です。
フローニンゲン州のピーテルブーレン(ピータービューレン・Pieterburen)にありますが、2025年1月5日に閉鎖し、移転することが決まっています。
50年以上たっている施設なので、老朽化のためと思われます。
ピーテルブーレンアザラシセンターの地図です。
移転先は、同じフローニンゲン州のラウエルウオーフ(ラウヴェルソーグ・Lauwersoog)にあるワッデン海世界遺産センター(WEC)です。
Lauwersoogの場所はこちらです。
ピーテルブーレンから西に行った海沿いの地域です。
オランダの隣国ベルギーにお住まいのさとえみさんによると、移転先はいまの場所より海に近いとのことです。
移転後もライブ中継は継続される?
ピーテルブーレンアザラシセンターのインスタグラムのアカウントに「引越しした先でもライブ中継はしてもらえますか?」と質問がありました。
その質問にたいしてセンター側は「Hi, We will indeed try to have a live webcam again at our pool(s)! :)」と返信していました。
ざっくり訳すと「私たちのプールでは、またライブ・ウェブカメラを設置する予定です。」とのこと。
移転後もライブカメラが見られそうですね!
ここでアザラシ幼稚園(Zeehondencentrum Pieterburen)のX(旧ツイッター)・インスタグラムのアカウントを書いておきますね。
Zeehondencentrum・X(Twitter)アカウント
Zeehondencentrum・インスタグラム アカウント
ワッデン海について
ここで移転先の「ワッデン海世界遺産センター」の名前の中にもあり、アザラシ幼稚園のアザラシたちが戻っていく「ワッデン海」について説明します。
「ワッデン海」は、「干潟の海」という意味で、その名の通り地球最大規模の干潟といわれています。
オランダ、ドイツ、デンマークの3カ国にまたがり、その約500kmの広大なエリアが世界遺産に指定されています。
アザラシ幼稚園の卒園式は世界遺産でおこなわれていたんですね。なんかすごい!
アザラシ幼稚園(ピーテルブーレンアザラシセンター)とは
「アザラシ幼稚園」として親しまれているピーテルブーレンアザラシセンター。
ここは、弱ったアザラシが見つかると、現地に駆けつけ、センターに運んで保護・治療を行い、完全に回復したアザラシを野生に返すという役割を果たしています。
この活動は日本でも大きな注目を集めており、X(旧ツイッター)で「アザラシ幼稚園」として紹介された投稿がバズり、日本からのライブカメラ視聴者が急増しました。
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日本のアザラシ保護施設
実は、日本にも野生のアザラシたちを保護している施設があります。それが、北海道にある「オホーツクとっかりセンター」です。
このセンターには、「アザラシランド」と「アザラシシーパラダイス」という2つの施設があります。
「アザラシランド」は、野生のアザラシたちを保護・飼育する日本で唯一の施設です。
また、隣接する「アザラシシーパラダイス」では、アザラシたちと直接ふれあえる楽しい体験ができます。
オホーツクとっかりセンターでは、ゴマフアザラシ、ワモンアザラシの2種類を飼育しています。
アザラシの種類についてもっと知りたい!というかたは、よかったらこちらもごらんください。
まとめ
アザラシ幼稚園の移転についてお伝えしました。
個人的には、ワッデン海が世界遺産だと知ってびっくりしました!
新たな場所での配信も楽しみですね。
このブログではほかにもアザラシ幼稚園や水族館関連の記事をかいています。
よろしければごらんください。