NHKの朝ドラ「虎に翼」で、朝鮮半島からの留学生・崔香淑(ヒャンちゃん)を演じたハ・ヨンスさん。
その流暢な日本語に驚かれた方も多いのではないでしょうか?
彼女が、日本でのデビューを果たすために、どのようにして日本語を習得したのか、その勉強法に迫ります。
韓国でのキャリアから日本デビューへ
ちょっとびっくり😵
— 🌻🥦44 ファンサカおっさん🍒38 ⚽🎼 (@syukyukozou) June 6, 2024
このギャップ🍀
ハ ヨンスさん💐
女優さん 恐るべし#ハヨンス さん#朝ドラ #虎に翼 pic.twitter.com/mEqmqPhIZs
ハ・ヨンスさんは釜山出身で、これまで韓国の映画やドラマに多数出演してきました。
しかし、2022年に日本での活動を開始することを決意。
実は、彼女が初めて日本での芸能活動を考えたのは10年ほど前のことでしたが、その時は日本語が全く話せず、断念せざるを得ませんでした。
それから年月が経ち、再び日本での挑戦を決めた彼女は、わずか2年ほどの独学で日本語を習得しました。
ハ・ヨンスさんの日本語勉強法
ハ・ヨンスさんの日本語勉強法は、非常にシンプルかつ徹底的です。そして日本語学校には通わず、独学で習得しました。
まず、日本人の友人との会話や日本の映像作品を通じて、日常会話や発音を練習しました。
特に、初心者向けの日本語の本や映画、アニメを利用して、ひらがなやカタカナ、基本的な文法を身に付けました。
彼女はインタビューで「日本語を毎日一人で6時間くらい勉強して、やっとここまで喋れるようになりました」と語っています。
特に、「日本に行く」と決めてからの3か月間は、「もし上達しなかったら行くのを諦めよう」という覚悟で日本語を猛勉強したそうです。
その結果、短期間で日本語のスキルを大幅に向上させ、日本での活動を実現することができました。
日本の作品で学ぶ
ハ・ヨンスさんが日本語を勉強する際、特に影響を受けた日本の作品があります。
彼女は蒼井優さんが大好きで、彼女が出演する映画『オーバー・フェンス』は何度も観たそうです。
また、「ジョジョの奇妙な冒険」をシャドーイング(音声を聴きながらマネすること)して日本語を覚えたとのこと。彼女の好きなキャラクターは「空条徐倫」です。
さらに、「あさイチ」に出演した際には、「アンパンマン」を見ていたことも明かしています。
もともと高校ではアニメーションを学び、絵心もあるハ・ヨンスさんは、日本の漫画も大好きで、これまでに2000作品ほど読んできたそうです。
特に『デトロイト・メタル・シティ』や『聖☆おにいさん』のようなコミカルな作品が好きだと語っています。
まとめ
ハ・ヨンスさんが短期間で日本語をマスターし、日本デビューを果たした背景には、彼女の強い意志と徹底した勉強法がありました。
日本語を独学で習得し、見事に「虎に翼」での役を演じた彼女の姿勢は、多くの人をとりこにします。今後も、彼女のさらなる活躍が期待されますね。