関西を拠点に活動しているお笑いコンビ「シャンプーハット」の恋さん。
「恋さん」の前は「こいで」という名前だったことはご存じでしょうか?
しかも、彼はこれまでに何回も改名を重ねてきたのです。
この記事では、そんな恋さんの名前にまつわるエピソードや改名の理由について詳しくお伝えします。
「こいで」に改名した理由
恋さんの本名は「小出水 直樹(こいでみず なおき)」さん。
しばらくは「シャンプーハット 小出水」として活動していました。
しかし珍しい姓の持ち主であるため、家族や親戚に迷惑をかけないよう、2014年に「小出水」から「こいで」に改名しました。
改名のきっかけ
名前を変えるきっかけとなったのは、ある仕事の帰りに空港で起こった出来事です。
恋さんはインタビューで、「前の仕事が長引いて空港で出発間際に名前を呼び出された時、『名前が珍しすぎるから、子どもたちが大きくなるにつれて、名前のせいで嫌な思いをするかもしれない。僕のせいで恥をかくかもしれない』と思った」と語っています。
家族思いな恋さんならではのエピソードですね。
さらに改名!「こいで」から「恋さん」へ
しかし、「こいで」に改名したものの、名前が本名と近すぎて、誰も改名したことに気づいていないのではないかという不安が出てきました。
このため、さらに「恋さん」に改名することを決意します。
この改名の際には、見取り図の盛山さんや陣内智則さんなど、芸人仲間が新しい芸名の候補を考えてくれたそうです。
恋さんは「(新しい芸名が)元の名前である”こいで”から離れすぎると誰かわからなくなるし、営業も入ってこなくなる。会社と相談して“こい”は残すことにした」と語っています。
恋さん自身のYouTubeチャンネル「こいちゃんパラダイス」でも改名について、浅越ゴエさんに語っています。
恋さん自身が考えた候補の一つには、「まいっちんぐナオキ先生」というユニークな名前もありましたが、最終的に「恋さん」に落ち着いたとのことです。
実は、当初は2021年7月1日から「コイノボリ」に改名する予定でしたが、関係各所との調整がうまくいかず、結局11月から「恋さん」に改名することになりました。
「恋さん」改名を発表
「恋さん」という名前に正式に改名したのは2021年11月12日。
これは、吉日とされる「天赦日」にあたります。
恋さんは自身のラジオ番組でこの改名を発表し、「漢字で恋散(こいさん)にするか悩みましたが、字が切ないので恋さんにしました。変さんではないです」と、ユーモアを交えて説明しました。
まとめ
何度も改名を重ねてきた恋さんですが、その背後には家族を思いやる気持ちや、自分の芸風や活動に対する真摯な姿勢が見て取れます。
実際、ネタではふざけた感じですが、コメンテーターとして拝見すると「真面目で常識的な人だなあ」という印象をうけます。
シャンプーハットがこれからも関西のお笑いシーンで活躍し続けるよう、応援しています!
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