2024年9月、三重県菰野町にどこからか白いクジャクがやってきました。
そのニュースについてや、気になることをまとめました。
2024年9月、三重に『シロクジャク』が来た
2024年9月18日以降、三重県菰野町で孔雀らしき真っ白な鳥が目撃されています。
この真っ白な鳥は動物園のかたが確認したところ『シロクジャク』と判明。
白いクジャクは捕まえない方針
シロクジャクは飼っている動物園か個人宅から逃げたのではとみられています。
菰野町は、危害を加えるものではないなどとして、捕獲や保護はしない方針です。
ひょっとしたらこのまま菰野町に住みつくかもしれませんね。
『シロクジャク』はどんな鳥?
鮮やかな羽を広げる姿が印象的なシロクジャク♪ pic.twitter.com/ea0lLhevpK
— アドベンチャーワールド 公式 (@aws_official) June 21, 2024
シロクジャクはアジア(インド、パキスタン、ネパール)の森に住んでいます。
もともと日本にはいない鳥です。
おとなしい性格で昼間に活動し、雑食性で木の実や果物、小動物、虫などを食べます。
オスもメスも真っ白ですが、オスには長い飾り羽がついています。
クジャク全般は放していても遠くまで行かない鳥で、動物園のなかで放し飼いをしていることも多いです。
『シロクジャク』はアルビノではなく白変種
動物種:シロクジャク(インドクジャク白変種)
— 熊本市動植物園(公式) (@kumamotocityzoo) July 17, 2023
どこで見れる:園内マップ⑰(クジャク、ホロホロチョウ)
一言・ワンポイント: インドクジャクの白変種(正常な体色遺伝子により白変したもの。アルビノとは違う)#7月は動物を知ってもらう月間#シロクジャク#熊本市動植物園 pic.twitter.com/ZcfDdYHKix
シロクジャクはインドクジャクの白変種です。
真っ白な動物というと「アルビノ」を思い浮かべますが、アルビノと白変種は別物です。
アルビノはメラニン色素を作るための遺伝子を持っていない生物で、目が赤っぽいです。
白変種は遺伝子の突然変異で、白色になる遺伝子を持った生物です。
メラニンを作ることができ、目も黒っぽいです。
白い動物で有名なホワイトタイガーも、アルビノではなく白変種です。
2024年4月も白孔雀による騒動が
実は2024年4月にも、大阪市で白いクジャクが逃げ出すさわぎがありました。
クジャクがいた大阪城公園にはしご車が出動して、ようやくつかまえました。
飼い主さんがクジャクを抱っこして散歩していたところ、驚いた拍子に急に飛んでいってしまったとのこと。
孔雀は個人で飼えるの?
動物園ではよくみるクジャクですが、個人では飼えるのでしょうか?
実は個人でもクジャクが飼育可能。以前は小学校の飼育小屋にもよくいたそうです。
規制がかかっていない種類のクジャクであれば、飼うことができます。また、飼うさいに許可を取る必要はありません。
値段については、ペットショップのサイトを調べてみると、シロクジャクが数万円~十万円台で販売されていました。
(血統書付きの猫のように、何十万円もするかと思っていました)
飼育方法については、ニワトリと同じような飼育小屋やえさで飼うことができます。
ただ、ニワトリよりも体が大きいので、小屋は大きめサイズを用意する必要があります。
まとめ
2024年9月、三重県菰野町にやってきた白いクジャクについてお伝えしました。
やってきたクジャクは捕まえずそのままとか、クジャクは個人でも飼えるとか、意外なことがわかりました。
また新しいことがわかりましたら、情報を追加していきます。