タイの人気者、コビトカバの「ムーデン」をご存じですか?
2024年7月にタイ・カオキアオ動物園で生まれたムーデンは、その愛らしい姿がSNSでバズり、一躍世界中の注目を集める存在になりました。
そんなムーデンがティッシュをもぐもぐする動画が話題になっています。今回は、この動画の真相に迫ります。
ムーデン、ティッシュをもぐもぐ?
2024年12月9日、SNS上で公開された動画が多くの人を驚かせました。
それは、タイ・カオキアオ動物園で暮らすムーデンが、ティッシュのような物体を口にしている映像。
動画には、ムーデンが飼育エリア内に落ちたティッシュをくわえ、まるで「もぐもぐ」しているようなようすが映っていました。
人間のポイ捨て?監視カメラが捉えた真実
この動画を見た人たちは、「来場者が投げ入れたのでは?」と考えました。
しかし、動物園が監視カメラを調べたところ、事実が判明。
ムーデンの住むエリア近くにいたサルが、持っていたティッシュを誤ってムーデンのエリア内に落としたことがわかったのです。
このティッシュをムーデンがくわえていただけで、実際には食べていなかったとのこと。
カバのムーデン「ティッシュ事件」の犯人が判明 | タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper https://t.co/TtY2qkaAr5
— 神 長門( ๏▿๏.. )з (@kannnagato) December 10, 2024
ネットの反応と動物園からの呼びかけ
ネット上では、「人間が直接投げたわけではないが、サルが持っていたティッシュは元々は人間が捨てたゴミなのでは?」という声が多く見られました。
この件を受け、カオキアオ動物園は「ゴミを指定の場所に捨ててほしい」と改めて注意喚起。
動物たちの安全のためにも、私たちのマナーが問われる出来事となりました。
まとめ
コビトカバのムーデンがティッシュを口にいれたという騒動は、人間の行動が動物にどれだけ影響してしまうかを考えさせられるものでした。
ポイ捨てはもちろんNGですが、そこから動物への思わぬ悪影響があるということです。
次に動物園を訪れる際は、ぜひゴミ箱の場所を確認してみてください。それが、動物たちとの共存に向けた第一歩です。