音楽ファンの間で大注目のデュオ「離婚伝説」。
2022年1月に結成されたこのバンド、実はちょっと変わった職場での出会いがきっかけで生まれたんです。
今回は、「離婚伝説」のプロフィールや、その結成秘話に迫ってみたいと思います。
二人組バンド「離婚伝説」プロフィール
ステキなハイトーンボイスとギターで、ドラマチックな楽曲を届けるデュオ「離婚伝説」。
長髪でボーカル担当の松田歩さん、短髪・あごひげが特徴でギター担当の別府純さんの二人組です。
2022年1月に結成され、特徴的なバンド名とサウンドがネット話題となり、人気がでてきました。
「離婚伝説」松田さん・別府さんの年齢
2023年4月のインタビュー記事で別府さんが「僕が28歳、松田が27歳。」と発言していたので、2024年現在、別府さんが29歳、松田さんは28歳と考えられます。
バンド名「離婚伝説」の由来
「離婚伝説」というインパクト抜群のバンド名。
実は、ふたりが大好きなソウル歌手、マーヴィン・ゲイのアルバム『Here My Dear』(邦題:離婚伝説)から名付けられました。
英語の名前にするか迷ったそうですが、インパクトを重視して日本語の「離婚伝説」に決定。
結果的にこの名前が、多くの人々をひきつけることになりました。
なお、ファンの方たちは離婚伝説のことを「リコデン」と略しています。
また、離婚伝説ファンのことを「バツイチ」といいます。
ふたりの出会いは歌舞伎町の職場
松田歩さんと別府純さんが出会ったのは、松田さんが21歳くらいのときです。
歌舞伎町にあるバンドカラオケのお店。
お客さんがリクエストした曲をその場で生演奏するというちょっと珍しい職場です。
松田さんフロア、別府はギター演奏を担当していました。
松田さんが働き始めた半年後に別府さんが入ってきたそうで、お互い音楽好きという共通点からすぐに打ち解け、仲良くなりました。
また、別府さんは職場のことを「すごくいい人ばかりが集まっていた」「働きながらギターの練習ができるので最高の職場だった」と振り返っています。
地方出身の二人が出会うまで
松田さんは高校卒業をしてすぐ、鹿児島から18歳で上京。原宿の古着屋さんで働いていました。
バイトをいろいろ掛け持ちするなかで「音楽に触れながら仕事をしたい」と思い、バンドカラオケ店でも働くようになりました。
別府さんは埼玉県出身。2020年くらいから東京で暮らすようになります。大学を卒業した後はサポート・ギタリスト(他のアーティストのバックで演奏するギタリスト)をしていました。
結成のきっかけはステイホーム
「離婚伝説」の結成は、2020年のステイホームの時期にさかのぼります。
当時、ふたりがいた職場も休みが多くなってしまいました。
それまでもお互い別々に10年くらい音楽活動をしていたのですが、休みが多くなったのを機にふたりはお互い、弾き語りの音源をLINEで送り合うようになりました。
その音源がだんだん溜まっていったことで、「せっかくだからバンドを組もう」という話になり、2022年1月に「離婚伝説」が誕生したのです。
もしステイホームの時期がなければ、今このバンドは存在しなかったかもしれませんね。
一曲目「愛が一層メロウ」MV制作の裏話
バンド結成後、初となる楽曲「愛が一層メロウ」のMV制作を大いに助けたのは、松田さんの学生時代からの友人が率いる映像制作チーム「STACKS」。
バンドを組んだものの、本格的な活動は初めてで、配信方法すらわからなかったふたり。
しかし、友人の協力を得て完成したMVが公開されると、「配信してほしい」との声が多く寄せられ、その結果、2023年1月のCDリリースにまでこぎつけたのです。
漫画家・江口寿史さんのイラストをジャケットに
8/21(水)配信リリースの新曲「まるで天使さ」のビジュアルには、漫画家の江口寿史さんが1987年に描いたイラストが使われることでも話題になっています。
アニメ『ラーメン赤猫』に『本日のおすすめ』が起用
2024年7月にはTVアニメ『ラーメン赤猫』のエンディング曲としても楽曲を提供しました。
2024年7月5日配信の『本日のおすすめ』です。
アニメのために書き下ろした曲で、レコーディングには伊吹文裕さん(Dr.)、千ヶ崎学さん(Ba.)、千葉大樹さん(Key. / Kroi)が参加しました。
まとめ
それぞれが異なる音楽活動を経て、偶然の出会いから生まれたデュオ「離婚伝説」のおふたり、松田さんと別府さんについてお伝えしました。
「離婚伝説」のこれからのますますの活躍が楽しみですね!