2024年9月、噴火警報が発表された伊豆諸島の「須美寿島」。
この無人島について、読み方や名前の由来に興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
須美寿島の読み方
「須美寿島」の読み方は、「すみすとう」または「すみすじま」とされ、欧名は「Smith Island」と呼ばれています。
名前から推測できるように、「スミス」という外国人の名前が由来になっているんです。
須美寿島の名前の由来
須美寿島の名前は、1853年3月にイギリスの軍艦「ヘーバー号」のスミス艦長がこの島を確認し報告したことに由来しています。
スミス艦長が報告したことで、彼の名前がこの無人島に残り、英名「Smith Island」としても知られるようになりました。
島自体は人が住んでおらず、自然の残る無人島ですが、釣り人が訪れることもあります。
他にもある、外国の名前が由来の地名
伊豆諸島には、須美寿島の他にも外国の名前に由来する地名があります。その一例が「ベヨネース列岩」。
この列岩は、1846年にフランスの軍艦「ベヨネーズ」が発見したことから、その名前をとって名付けられました。
また、須美寿島やベヨネース列岩のように、外国の名前に由来する地名としては、鹿児島県の甑島(こしきしま)列島にある「ナポレオン岩」もあります。
この岩は、フランス皇帝ナポレオンの横顔に似ていることからその名が付けられたのです。
まとめ
須美寿島は、イギリスのスミス艦長にちなんで名付けられた伊豆諸島の無人島です。
釣り人も訪れる場所ですが、現在は噴火警報が出ているため、最新情報に注意が必要です。
須美寿島のように外国人の名前に由来する日本の地名は他にもあり、地名の背景を知ることでその場所への理解が深まるかもしれませんね。